赤ちゃんは幼児期になると、急に食べ物の好き嫌いがでてきます。
このうち、離乳食のときには食べていたのに幼児食になったら食べなくなった場合には、食品そのものは嫌いでなくても、食べにくいからいやがるということが多いのです。
離乳食期には食べやすいように工夫していたお母さんが、幼児期になるとほっと安心して食べやすい工夫をしなくなることや、幼児食の調理法に関する情報が、離乳食に比べて非常に少ないことが原因だと思われます。
1歳半を過ぎて奥歯がはえると、もう大人と同じような料理を与えられている子供が多いようです。
しかし、大人と同じ食事が問題なく食べられるようになるのは、6歳以降。
それ以前は離乳食期から始めたかむ練習を続けている過程なので、大人と同じ硬さの料理では無理があります。.
とくに食物繊維の多い野菜にはひと手間かけて、あごの発達に応じた食べやすい調理法が求められます。
もしこんな時期に、硬くてうまくかめないものを出されると、子供は食事を楽しむ余裕がなくなります。
たとえば生で食べるキャベツのせん切り、レタス、きゅうりなどは、大人は歯ごたえのよさを味わいますが、3歳ぐらいの子供にはズルズルしてのどにつかえやすい、ガサガサ、ボソボソして食べにくいものです。
これをゆでる、ソテーするなどして食べやすくしたり、ホワイトソースやヨーグルトであえると、大半の子供は嫌がらずに食べます。
食べにくいから食べないのを嫌いだときめつけて与えないと、本当にその食品が嫌いになってしまうのです。

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好き嫌いは子供の性格、年齢に応じた脳の発達、感情とも深く関わっています。
たとえば、神経質な
子供は、理想的といわれる食事を与えていても好き嫌いが多くなりがちです。
それは、新しい食品や、味にトライしてみようという意欲よりも、不安感のほうが勝ってしまい、さまざまな食体験の機会を失ってしまうからです。
さらに、口に中に入れたときに食べにくかったりすると受けつけなくなり、酸味や苦味に対しても拒否的になります。
また、体調が悪くて食べた食品をもどした、のどにつかえて苦しい思いをした、親が嫌いだと言った・・・・・など。
こうしたケースは、脳がある程度発達した4歳ころから増え始め、今まで好きだったり、食べられたものが急に嫌いになったりする場合もあります。

食べにくいことが野菜嫌いの原因に

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